プログラム
生活を豊かに
仕事をしたり家事をしたり、旅行や食事を楽しんだり、日常生活を豊かにする為に必要な身体機能を高めていきます。
魅力的な身体作りを
引き締まった身体、分厚い胸板、広く大きな背中、筋肉と脂肪が描く滑らかな身体のライン、細くギュッと絞り上がった足首、それら全てエクササイズでデザインが出来ます。
機能的で動ける身体!
骨格と筋肉や腱達が作る構造的、力学的に無理のない動き。それら全てを高めて使える身体を。
for アスリート
for ゴルフ
ゴルフは全身運動であり、特に体幹の安定性、股関節の柔軟性と可動性、肩甲骨周りの機能性、そして爆発的なパワーが求められます。これらの要素をバランス良く鍛えることが、スコアアップと安全なプレーに繋がります。
ゴルフ向けトレーニングの重要ポイント
ゴルフスイングは、体幹を中心に全身が連動して行われる動きです。安定した軸を作り、効率的にパワーを伝えるためには、特定の身体能力を高めることが不可欠です。
体幹の安定性強化
なぜ重要か: ゴルフスイング中、体幹が安定していると、腕や脚の力を効率的にボールに伝え、ブレない軸を保てます。特に、スイング中の回転運動において、体幹の安定性は非常に重要です。
具体的な動き
* うつ伏せからの体勢保持: うつ伏せになり、肘とつま先で体を支え、頭からかかとまでを一直線に保ちます。お腹に力を入れて、体が反ったり沈んだりしないように意識しましょう。
* 横向きからの体勢保持: 体を横向きにして片肘と足の側面で体を支え、体が一直線になるようにキープします。お腹の横側を意識しましょう。
* 四つん這いからの手足の伸展: 四つん這いになり、片方の腕と反対側の足を同時にまっすぐ伸ばします。体がグラつかないように、お腹に力を入れてバランスを取りましょう。
* 仰向けでの手足の動き: 仰向けに寝て、腕と足を天井に向かって伸ばし、そこから片方の腕と反対側の足をゆっくりと床に近づけ、また元の位置に戻します。腰が浮かないように意識しましょう。
股関節の柔軟性と可動域の向上
なぜ重要か: スイングの始動からフィニッシュまで、股関節の適切な動きはパワーの源となります。特に、バックスイングでの股関節の「ねじれ」と、ダウンスイングでの「回転」は、飛距離と安定性に直結します。
具体的な動き
* 股関節をゆっくり回す動き: 座った状態や立った状態で、片足を上げて股関節から大きく円を描くようにゆっくりと回します。
* 前後左右への足の踏み出し: 片足を大きく前方や側方に踏み出し、両膝を曲げて体を下ろします。後ろ足の膝が床に近づくくらいまで下ろしたら、元の位置に戻ります。股関節周りの筋肉をストレッチし、可動域を広げましょう。
* 仰向けでの片足の引きつけ: 仰向けに寝て、片方の膝を胸に引き寄せるように抱え込みます。股関節の前面を伸ばすことを意識しましょう。
* 開脚しての姿勢保持: 床に座って足を広げ、膝を曲げて足の裏と裏を合わせます。そのまま膝をゆっくりと床に近づけるようにします。股関節の内側の筋肉を伸ばす動きです。
肩甲骨周りの機能性向上(可動域と安定性)
なぜ重要か: バックスイングでの肩の適切な回転や、ダウンスイングでのクラブの軌道には、肩甲骨の動きが大きく関わります。肩甲骨が適切に動くことで、腕だけでなく体全体を使ったスイングが可能になります。
具体的な動き
* チューブを使った腕の回旋: ゴムチューブなどを使い、腕を体側につけて肘を90度に曲げ、腕を内側や外側にゆっくりと回します。肩関節のインナーマッスルを鍛え、安定性を高めます。
* うつ伏せでの腕の上げ下げ: うつ伏せに寝て、腕をYの字、Tの字、Wの字の形に広げ、肩甲骨を寄せるように腕をゆっくりと持ち上げます。背中の筋肉と肩甲骨の安定性を高めましょう。
* 四つん這いでの背中の丸め伸ばし: 四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸め、頭を下げます。次に息を吸いながら背中を反らせ、顔を上げます。背骨と肩甲骨の連動性を高め、柔軟性を向上させます。
爆発的なパワーの向上(プライオメトリクス)
なぜ重要か: 飛距離を出すためには、スイングスピードを上げることが不可欠です。短時間で大きな力を発揮する能力を養うことが重要です。
具体的な動き
* 重りのあるボールを叩きつける/投げる: 重さのあるボールを地面に力強く叩きつけたり、壁に向かって投げたりすることで、全身の連動と爆発的なパワーを養います。
* 段差への飛び乗り: 低い段差などに向かって両足で瞬発的に飛び乗り、着地したらすぐに元の位置に戻ります。下半身のパワーを強化します。
* クラブを使った素早い振り抜き: 実際にクラブや練習器具を使い、できるだけ速くスイング動作を繰り返します。スイングスピードを向上させることを意識しましょう。
トレーニングを行う上での注意点
トレーニングは、ウォーミングアップとクールダウンを徹底することが非常に大切です。運動前には動的な動きで体を温め、運動後には静的なストレッチでゆっくりと筋肉を伸ばしましょう。これにより、怪我のリスクを減らし、疲労回復を促します。
最も重要なのは、正しいフォームで動くことです。無理な負荷をかける前に、まずは動きの質を高めることに集中しましょう。フォームが崩れると、期待する効果が得られないだけでなく、怪我の原因にもなります。必要であれば、鏡を見たり、ご自身の動きを動画で撮影して確認してみるのも良い方法です。
そして、焦らず段階的に負荷を設定してください。最初から無理をしてしまうと、体を痛めてしまったり、継続が難しくなったりします。ご自身の体力レベルに合わせて、徐々に強度や回数を増やしていきましょう。
何よりも大切なのは継続することです。短期間で劇的な変化を期待するのではなく、週に数回など、ご自身のペースで無理なく続けていくことが、ゴルフパフォーマンス向上への一番の近道です。
もしこれらの動きの中で不安な点や、さらにご自身に合ったトレーニングについて知りたいことがあれば、いつでもご相談ください。安全第一で、楽しくトレーニングを続けていきましょう!
for マラソン
マラソントレーニングは、単に走り込むだけでなく、全身の機能向上と計画的なステップアップが重要です。お客様一人ひとりの体力レベルや目標に合わせて、最適なプログラムを構築していきます。
マラソントレーニングの基本的な考え方
マラソンは長時間の運動であり、以下の要素が重要になります。
* 持久力の向上: 長い距離を走り続けるための心肺機能と筋持久力を高めます。
* スピードの維持: 目標とするペースで走り続けるための能力を養います。
* 筋力強化: 安定したフォームを維持し、怪我を予防するために全身の筋力を鍛えます。
* 効率的なフォーム: 無駄のない動きでエネルギー消費を抑え、疲労を軽減します。
* 栄養と休養: 適切な栄養摂取と十分な休養は、トレーニング効果を最大化し、疲労回復を促します。
トレーニングのフェーズと内容
マラソントレーニングは、一般的に数ヶ月間の計画で行われます。ここでは、段階的なアプローチをご紹介します。
フェーズ1:基礎体力作り(8~12週間前)
この期間は、ランニングの土台となる体力と筋力を養うことに重点を置きます。
ジョギング(有酸素運動)
* 週に3~4回、20~60分程度のゆっくりとしたペースで走ります。会話ができる程度の楽なペースを意識しましょう。
* 最初はウォーキングと交互に行っても構いません。徐々に走る時間を増やしていきます。
* 低酸素室のトレッドミルも有効です。通常のジョギングよりも短時間で心肺機能に負荷をかけることができます。速度は12km/hまでですが、体調に合わせて無理のない範囲で調整しましょう。
* 筋力トレーニング(全身)
* 週2~3回、全身の大きな筋肉を中心に鍛えます。
* 下半身
* スクワット: 足を肩幅に開き、お尻を後ろに突き出すように膝を曲げて腰を落とします。太ももが床と平行になるくらいまで下げることを目指しましょう。
* ランジ: 片足を大きく前に踏み出し、後ろ足の膝を地面に近づけるように腰を落とします。体がぐらつかないように体幹を意識しましょう。
* カーフレイズ: つま先立ちになり、かかとをゆっくりと下ろします。ふくらはぎを強化します。
* 体幹
* プランク: うつ伏せになり、前腕とつま先で体を支え、頭からかかとまで一直線を保ちます。腹筋と背筋を意識しましょう。
* サイドプランク: 体の側面を下にして横向きになり、片側の前腕と足の側面で体を支えます。脇腹を意識しましょう。
* ヒップリフト: 仰向けに寝て膝を立て、お尻を天井に持ち上げます。お尻とハムストリングスを意識しましょう。
* ポイント: 各エクササイズは、正しいフォームで行うことが最も重要です。回数やセット数は、体力レベルに合わせて調整し、無理なく継続できる範囲で始めましょう。
フェーズ2:持久力とスピードの向上(4~8週間前)
この期間は、より実践的なトレーニングを取り入れ、マラソンに対応できる体力をつけていきます。
* LSD(Long Slow Distance)
* 週に1回、90分~150分程度の長時間、非常にゆっくりとしたペースで走ります。心拍数を上げすぎず、会話ができるペースを維持します。これにより、脂肪をエネルギーとして使いやすい体を作り、スタミナを向上させます。
* 低酸素室でのLSDも効果的です。傾斜はつけられませんが、ゆっくりとしたペースで長時間行うことで、心肺機能への適応を促します。
* ペース走
* マラソン本番で目標とするペース、またはそれよりも少し速いペースで、決まった距離(例:3~5km)を走り続けます。ペース感覚を養うとともに、そのペースでの持久力を高めます。
* ビルドアップ走
* 徐々にペースを上げていくトレーニングです。例えば、最初の10分はゆっくり、次の10分は少し速く、最後の10分はさらに速く、といった形で行います。ペース変化に対応する能力と、後半の粘りを養います。
* インターバルトレーニング(慣れてきたら)
* 速いペースでのランニングと、ゆっくりとしたジョギングやウォーキングを交互に行います。心肺機能の強化とスピードアップに効果的ですが、負荷が高いので、体調と相談しながら慎重に取り入れましょう。低酸素室のトレッドミルでも行えますが、速度の上限(12km/h)と傾斜がないことを考慮し、時間やセット数で調整します。
フェーズ3:調整期(2~3週間前)
この期間は、疲労を抜きつつ、レースに向けてコンディションを整えることが目的です。
* トレーニング量の漸減(テーパリング)
* 徐々に走行距離や強度を減らしていきます。例えば、1週間前には普段の50~70%程度に減らし、レース直前は軽いジョギングやウォーキングに留めます。
* 疲労を抜いて体を休ませ、エネルギーを蓄えることで、レース当日に最高のパフォーマンスを発揮できるようにします。
* 休養と栄養
* 十分な睡眠を確保し、食事もバランス良く摂取します。特に、レース前は糖質を多めに摂ることで、筋肉にエネルギーを蓄える「カーボローディング」を意識しましょう。
* 鉄分やビタミンB群、クエン酸なども疲労回復に役立ちます。
個別サポートの重要性
上記のトレーニングはあくまで一般的な例です。お客様の現在の体力、ランニング経験、目標タイム、過去の怪我歴などを詳しくお伺いし、最適なトレーニングプランを作成します。
* フォームチェック: ランニング中の姿勢や腕の振り、足の着地などを確認し、より効率的で負担の少ないフォームを習得できるようアドバイスします。
* 低酸素室の活用: お客様のトレーニングレベルと目標に応じて、低酸素室のトレッドミルを効果的に取り入れます。高地トレーニングと同様の効果を安全に得られるため、短い時間で心肺機能の向上を図ることができます。
* 筋力トレーニングの個別化: 弱い部分や強化すべき筋肉を見極め、お客様に合わせた筋力トレーニングメニューを提案します。
* 回復と栄養のアドバイス: トレーニング後のケアや食事内容についても、個別にサポートします。
安全への配慮
トレーニングは必ず無理のない範囲で行い、痛みを感じた場合はすぐに中止してください。特に、低酸素環境でのトレーニングは体に負荷がかかるため、体調管理には十分注意し、異変を感じたらすぐに教えてください。適切な休養と栄養補給も忘れずに行いましょう。
マラソン完走という目標に向かって、一緒に頑張りましょう。何か不安なことや、さらに詳しく知りたいことがあれば、遠慮なくご質問ください。
for サッカー
サッカーのトレーニングは、試合中に求められる多様な身体能力を総合的に向上させることが重要です。単一の能力だけでなく、複数の要素をバランス良く鍛えることで、パフォーマンスの最大化と怪我の予防に繋がります。
REFINEでは、お客様一人ひとりのレベルや目標に合わせて、最適なトレーニングプランをご提案します。特に、常圧低酸素室(トレッドミル)も活用することで、より効率的な身体機能の向上を目指せます。
サッカーのトレーニングにおける主要なポイント
サッカーにおいて特に重要となる身体能力と、それらを向上させるためのトレーニングのポイントを以下にまとめました。
持久力(スタミナ)の向上
* 重要性: 90分間(またはそれ以上)の試合を通して高いパフォーマンスを維持するために不可欠です。疲労が蓄積すると、判断力や技術の精度が低下し、怪我のリスクも高まります。
* トレーニング
* 有酸素運動: トレッドミルでのジョギングやペース走など、中程度の強度で長時間継続できる運動を取り入れます。心肺機能を高め、全身の酸素供給能力を向上させます。
* インターバル走: 高強度と低強度(または休憩)を交互に行うことで、心肺機能の向上と疲労からの回復能力を高めます。例えば、速めのペースで短時間走り、その後ゆっくり歩く、といった繰り返しです。
* 低酸素室の活用: REFINEの常圧低酸素室(トレッドミル)を利用することで、短い時間でより高い心肺機能向上効果が期待できます。通常よりも低い酸素濃度環境下で運動することで、ヘモグロビン量や毛細血管の増加、ミトコンドリアの活性化を促し、持久力と回復能力の向上に繋がります。
筋力の向上
* 重要性: シュートやパスの威力、スプリントの加速、ジャンプ力、そして相手との接触プレーでの当たり負けない強さに直結します。また、適切な筋力は怪我の予防にも繋がります。
* トレーニング
* 下半身の筋力: スクワットやランジ(前に踏み出す、横に踏み出すなど)、片足立ちでのバランスを伴う動作など、サッカーの動きに直結する種目を重点的に行います。自重だけでなく、必要に応じて負荷を加えていきます。
* 体幹(コア)の強化: プランク(うつ伏せで肘とつま先で体を支える)、サイドプランク(横向きで肘と足の側面で体を支える)など、不安定な体勢でも身体を安定させるためのトレーニングは、ボールコントロールやコンタクトプレーの安定性に繋がります。
* 上半身の筋力: プッシュアップ(腕立て伏せ)やロウイング(引き寄せる動き)など、対人プレーや身体の安定性を高めるために必要な筋肉を鍛えます。
敏捷性(アジリティ)とスピードの向上
* 重要性: 素早い方向転換、短い距離での加速・減速、そして相手をかわす動作など、サッカーにおいて非常に重要な能力です。
* トレーニング
* 方向転換トレーニング: コーンやマーカーを使い、様々な方向への切り返しや急停止・再加速を繰り返すトレーニングを行います。
* ステップワーク: ラダー(はしご状の器具)を用いたステップ練習や、細かく素早く足を踏み出す動作を繰り返すことで、足の運びをスムーズにし、反応速度を高めます。
* スプリント: 短距離の全力疾走を繰り返し行い、最大スピードと加速能力を向上させます。トレッドミルも短距離での加速力を養うために活用できます。
柔軟性の確保
* 重要性: 関節可動域を広げ、筋肉の柔軟性を保つことで、パフォーマンスの向上だけでなく、怪我のリスクを低減します。
* トレーニング
* 動的ストレッチ: ウォーミングアップとして、関節を大きく動かすストレッチを行います。
* 静的ストレッチ: トレーニング後やクールダウンとして、筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチを行います。特に股関節周り、ハムストリングス、ふくらはぎなど、サッカーで酷使する部位を重点的に行います。
回復と栄養
トレーニングと同じくらい重要なのが、適切な回復と栄養摂取です。
* 栄養
* 炭水化物: 運動のエネルギー源となるため、ご飯、パン、麺類などを中心にしっかり摂取します。
* タンパク質: 筋肉の修復と成長のために、肉、魚、卵、大豆製品などをバランス良く摂ります。
* ビタミン・ミネラル: 身体機能の維持と疲労回復に不可欠なため、野菜や果物から積極的に摂取します。特にビタミンCやクエン酸は疲労回復に効果的です。
* 補食: 練習前後や食事と食事の間に、おにぎり、バナナ、ゼリー飲料などでエネルギー補給を行います。
* 水分補給: 運動中だけでなく、日頃からこまめな水分補給を心がけます。発汗量に応じて、スポーツドリンクなども活用します。
* 休息: 質の高い睡眠を確保し、疲労を回復させることが、長期的なパフォーマンス向上には不可欠です。
個別サポートの重要性
これらのポイントは一般的なものですが、お客様の現在の身体状況、ポジション、目標、そしてこれまでの運動経験によって、最適なトレーニング内容は大きく異なります。当スタジオでは、お客様一人ひとりのニーズを丁寧にヒアリングし、安全かつ効果的なトレーニングメニューを個別に作成・指導させていただきます。
ご不明な点や、特に強化したい部分などございましたら、遠慮なくご相談ください。共に目標達成に向けて、長期的な視点でサポートさせていただきます。
for バレエ
バレエは高い身体能力と芸術性を要求されるため、長期的な視点でのトレーニングが非常に重要になりますね。お客様のバレエのレベルや目標によって最適なトレーニング内容は異なりますが、ここでは一般的なバレエのトレーニングのポイントをいくつかご紹介させていただきます。
バレエトレーニングのポイント
体幹の強化(コアの安定)
バレエのあらゆる動きの基礎となるのが体幹の安定性です。体幹がしっかりしていると、手足の動きがより自由になり、軸がブレにくくなります。
具体的なトレーニング例: 仰向けに寝て膝を立て、お腹をへこませながら腰を床に押し付けるような動き(ドローイン)、プランク、サイドプランクなど、身体の中心を意識して行うエクササイズが有効です。呼吸と連動させて、ゆっくりとコントロールしながら行うことが大切です。
股関節の柔軟性と安定性
バレエ特有のターンアウトや高い脚上げには、股関節の柔軟性が不可欠です。しかし、柔軟性だけでは怪我のリスクが高まるため、同時に股関節周囲の安定性も高める必要があります。
具体的なトレーニング例: 開脚ストレッチやバタフライストレッチなどで柔軟性を高めつつ、ゴムバンドを使った股関節の外旋・内旋運動、片足立ちでのバランスエクササイズなどで安定性を養います。股関節の可動域いっぱいに動かすことを意識し、痛みを感じる手前で止めるようにしましょう。
足首と足裏の強化、および柔軟性
ポワントワークやジャンプ、ターンなど、バレエでは足首と足裏の機能が非常に重要です。強さと柔軟性の両方が求められます。
具体的なトレーニング例: 椅子などに軽く手を添えて行うカーフレイズ(かかと上げ)、足指でタオルをたぐり寄せる運動、ゴルフボールなどで足裏をマッサージする動きなどが有効です。足首を回すストレッチも忘れずに行いましょう。
全身の連動性とバランス能力
バレエの動きは全身のパーツが連動して行われるため、一つ一つの部位を鍛えるだけでなく、それらを統合する能力が求められます。
具体的なトレーニング例: 片足立ちでのバランス保持(徐々に時間を長くする)、不安定な場所でのバランスエクササイズ(例:クッションの上など)、ゆっくりとした動きで全身の協調性を高めるエクササイズなどが挙げられます。
持久力と心肺機能の向上
リハーサルや公演では長時間にわたる身体活動が必要となるため、全身持久力も非常に重要です。
具体的なトレーニング例: ウォーキングや軽いジョギング、サイクリングなどの有酸素運動を取り入れましょう。当スタジオの常圧低酸素室でのトレッドミル(速度12km/hまで、傾斜なし)も、心肺機能向上に非常に効果的です。特に、低酸素環境下では少ない負荷でより高いトレーニング効果が期待できるため、効率的な持久力アップに繋がります。お客様のコンディションに合わせて、適切な時間と強度で取り入れていきます。
休息と栄養
どんなに良いトレーニングも、適切な休息と栄養なしには効果を発揮しません。身体の回復と成長のためには、質の良い睡眠とバランスの取れた食事が不可欠です。
個別サポートの重要性
バレエは繊細な動きを伴うため、間違ったフォームや無理なトレーニングは怪我に繋がる可能性があります。お客様一人ひとりの身体の状態、バレエの経験、目標を詳しくお伺いし、最適なトレーニングプランを一緒に組み立てていきます。REFINEでは、お客様の現在の身体の状態を評価し、それぞれの弱点や強化すべきポイントを見極め、安全かつ効果的なトレーニングを提供いたします。
ご興味がありましたら、ぜひ一度体験トレーニングにお越しください。お客様のバレエの上達を全力でサポートさせていただきます。
for トレイルランニング
トレイルランニングは、舗装路と異なり不整地を走るため、平地のランニングとは異なる身体能力やスキルが求められます。当スタジオでは、お客様一人ひとりのレベルや目標に合わせて最適なトレーニングをご提案しますが、ここでは基本的な考え方とトレーニングの要素についてお話します。
トレイルランニングのトレーニングの基本方針
- 段階的な負荷設定: いきなり高い強度や長距離を行うのではなく、徐々に負荷を上げていきます。特にトレイルの不整地での走りに慣れることが重要です。
- 身体機能の向上: 走るための筋力だけでなく、バランス能力、協調性、そして不整地での着地衝撃を吸収する能力を高めます。
- 安全性への配慮: ケガのリスクを最小限に抑えるため、適切なウォームアップとクールダウン、そして疲労回復を重視します。
- 個別性の重視: お客様の現在の体力レベル、既往歴、目標レースなどを考慮し、最適なメニューを組み立てます。
トレーニングの主要な要素
1. 基礎的な有酸素能力の向上
長時間のトレイルランニングを快適に走るためには、心肺機能の強化が不可欠です。
- ジョギング: まずは平地でのジョギングで、無理のないペースで長時間走り続けられる基礎的な心肺能力を養います。当スタジオのトレッドミル(速度12kmまで、傾斜不可)も活用できます。速度と時間を調整しながら、継続して行いましょう。
- ペース走・ビルドアップ走: 余裕のあるペースから徐々に速度を上げていく練習や、一定のペースを維持して走る練習を取り入れることで、心肺機能の向上とペース感覚を養います。
2. 脚力と全身の筋力強化
上り坂や下り坂、そして不整地に対応できる筋力が必要です。
- 下半身の筋力:
- スクワット: 自分の体重を使ったスクワットから始め、慣れてきたら片足でのスクワット(ピストルスクワットの手前段階)など、バランスも意識した動きを取り入れます。
- ランジ: 前方、側方、後方へのランジを行い、股関節周りや太ももの筋肉を多方向から鍛えます。
- カーフレイズ: ふくらはぎの筋肉を鍛え、地面を蹴る力や着地の衝撃吸収能力を高めます。
- 体幹の筋力:
- プランク: 体幹全体の安定性を高めます。前方だけでなく、サイドプランクも取り入れ、横方向の安定性も高めます。
- ブリッジ: お尻やハムストリングス(太もも裏)の強化と、体幹の安定性を向上させます。
- 上半身の筋力: 腕振りやストック(ポール)を使用する際に必要となる肩周りや腕の筋力も重要です。軽いダンベルを使ったトレーニングや、腕立て伏せなどを行います。
3. バランス能力と協調性の向上
不整地での転倒防止や、効率的な動きのために非常に重要です。
- 片足立ち: 目を閉じて行う、不安定なクッションの上で行うなど、段階的に難易度を上げていきます。
- アジリティ(敏捷性)ドリル: ラダーを使ったステップ練習や、低い障害物をまたぐような動きを取り入れ、素早い方向転換や足さばきの練習をします。
- 不安定な場所での動き: スタジオ内では、バランスボールやバランスディスクの上でスクワットを行うなど、不安定な状況での身体の使い方を練習します。
4. 実際のトレイルでの練習(可能であれば)
安全に十分配慮した上で、実際にトレイルを走る練習も重要です。
- 上り・下りの実践: 実際のトレイルで、効率的な上り方(腕振りを意識する、歩幅を調整する)や、安全な下り方(目線を先に向ける、重心を低くする)を練習します。
- 足元の確認: 石や木の根などの障害物を避ける練習や、着地する場所を瞬時に判断する練習をします。
常圧低酸素室(トレッドミル)の活用
REFINEの常圧低酸素室は、高地トレーニングと同様の効果を安全に得られるため、トレイルランニングのトレーニングに非常に有効です。
- 心肺機能の強化: 低酸素環境下でトレーニングすることで、通常よりも少ない運動量で心肺機能に高い負荷をかけることができます。これにより、持久力の向上を効率的に図れます。
- 赤血球増加の促進: 継続的な低酸素トレーニングは、酸素運搬能力を高める赤血球の増加を促進し、スタミナアップに繋がります。
- 疲労回復の促進: 低酸素環境での適度な運動は、毛細血管の発達を促し、疲労物質の除去にも貢献すると言われています。
トレッドミルでの運動は傾斜がつけられないため、フラットでのランニングが中心となりますが、低酸素環境と組み合わせることで、心肺機能への効果を最大限に引き出すことができます。
まとめ
トレイルランニングのトレーニングは、単に走り込むだけでなく、全身の筋力、バランス能力、そして不整地に対応するスキルを総合的に高めることが大切です。お客様一人ひとりの体力や目標に合わせて、最適なプログラムを一緒に作り上げていきましょう。
まずは現状の体力レベルを確認させていただき、無理なく始められるメニューからご提案いたします。ご不明な点や、特に強化したい点などございましたら、遠慮なくお申し付けください。安全第一で、目標達成に向けてサポートさせていただきます。
for トライアスロン
トライアスロンはスイム、バイク、ランの3種目を連続して行う過酷な競技ですが、適切な計画と継続的なトレーニングで、どなたでも完走を目指すことができます。個別性を大切に、安全に配慮しながら、身体機能の向上を最大限に引き出すためのアドバイスをさせていただきます。
1. トレーニング計画の基本
トライアスロンのトレーニングは、ご自身の現在の体力レベル、目標とする大会の距離(スプリント、オリンピック、ミドル、ロングなど)、そして大会までの期間によって大きく変わります。
- 目標設定: まずはどの距離のトライアスロンを目指すのかを明確にしましょう。初心者の方であれば、スプリント(スイム0.75km、バイク20km、ラン5km)やオリンピックディスタンス(スイム1.5km、バイク40km、ラン10km)がおすすめです。
- トレーニング期間:
- 運動経験がない方:3~9ヶ月程度
- 何らかの運動を継続している方:2~6ヶ月程度
- オリンピックディスタンスであれば半年程度の練習期間が目安とされています。
- ロングディスタンスを目指す場合は、さらに長期的な計画が必要となります。
- 週ごとのバランス: 一般的には、週に2回以上のスイム、週に2回以上のラン、週に1回以上のバイク練習を目安にしましょう。各種目の得意・不得意に応じて、練習量を調整することが重要です。
- 休息日: 週に1日は完全な休息日を設け、身体の回復を促しましょう。積極的にセルフマッサージやストレッチを行うのも良いでしょう。
- ブリック練習: バイクの後にすぐにランを行う「ブリック練習」を積極的に取り入れましょう。これにより、バイクで疲労した脚でスムーズにランに移行するための身体の適応力を高めます。
2. 各種目の具体的なトレーニング
2.1. スイム
水泳経験がない方もご安心ください。まずは水に慣れることから始めましょう。
- 基礎:
- 水に顔をつける、水中で息を吐くといった基本的な呼吸練習から始めます。
- 力を抜いて水に浮く感覚を掴みましょう。
- 足の動き(キック)と手の動き(プル)を別々に練習し、その後合わせてみましょう。
- 距離・時間:
- 最初は50m、100mといった短い距離からスタートし、徐々に連続して泳げる距離を伸ばしていきます。
- 連続で泳ぐのが難しい場合は、50mを数本繰り返すインターバルトレーニングを取り入れ、タイムを意識して泳ぐことでスピードとスタミナを向上させます。
- まずはプールで800m~1.5kmを連続で泳げるようになることを目指しましょう。
- フォーム:
- 水の抵抗を最小限に抑え、効率よく泳ぐためのフォーム習得が重要です。コーチからの指導を受け、無駄のない動きを身につけましょう。
- レースでは周囲の状況を確認するために、時々顔を上げて前を見る「ヘッドアップクロール」の練習も必要です。
- オープンウォーター対策: 可能であれば、大会前に一度は海や湖などのオープンウォーターでの練習を取り入れることをお勧めします。視界の確保や波への対応など、プールとは異なる感覚に慣れることが大切です。
2.2. バイク
バイクは40km(オリンピックディスタンスの場合)を走破するため、持久力と効率的なペダリングが重要です。
- 基礎
- まずは安全な場所で、止まらずに走行できる距離を延ばしましょう。
- ペダリングの回転数(ケイデンス)を意識し、スムーズで無駄のないペダリングを習得します。
- 走行中にボトルから給水したり、補給食を摂ったりする練習も行いましょう。
- 距離・時間
- 最初は短めの距離から始め、徐々に走行距離を伸ばしていきます。まずは40kmを止まらずに走り切ることを目指しましょう。
- 一定のペースで長時間走り続ける練習(エンデュランスライド)を取り入れ、持久力を高めます。
- 強度
- レースを想定したペースで淡々と走り続ける練習も重要です。パワーメーターがある場合は、FTP(Functional Threshold Power:1時間維持できる限界の出力)の8割程度の強度で走行する練習を取り入れると良いでしょう。
- 体力をつけるための練習として、短時間で高強度(FTPの95~100%)で走行するインターバルトレーニングも効果的です。
- 体幹強化: バイク中は上半身も安定させる必要があるため、体幹を鍛えるエクササイズも有効です。
2.3. ラン
ランはトライアスロンの最終種目であり、最も故障しやすい種目とも言われています。安全に配慮したトレーニングを心がけましょう。
- 基礎
- 正しいランニングフォームの習得が怪我予防と効率的な走りに繋がります。
- 着地の衝撃を和らげるために、体幹や下半身の筋力強化も重要です。
- 距離・時間
- 最初は短い距離のジョギングから始め、徐々に距離を伸ばしていきます。
- 目標とする距離(例:5km、10km)を連続で走れるようになることを目指しましょう。
- レースペースを意識したテンポ走や、心肺機能を高めるインターバルトレーニングも取り入れます。
- ブリック練習: バイクの後にランを行う練習は非常に重要です。バイクで疲労した脚で、いかに効率よく走れるかを身体に覚えさせます。最初は短い距離から始め、徐々に距離を伸ばしていきましょう。
3. 常圧低酸素室(トレッドミル)の活用
当スタジオの常圧低酸素室(トレッドミル:速度12kmまで、傾斜不可)は、トライアスロンのトレーニングにおいて非常に効果的です。
- 心肺機能・持久力の向上: 低酸素環境下で運動を行うことで、体が酸素を効率的に利用する能力が鍛えられます。これにより、短時間で効率的に心肺機能を高め、持久力を向上させることができます。
- 酸素運搬能力の向上: 低酸素環境は、赤血球の生成を促進し、酸素の運搬能力を高める効果が期待できます。これにより、息切れしにくい身体づくりに繋がります。
- 怪我のリスク軽減: 平地での高強度トレーニングよりも身体への負荷を抑えつつ、同等以上のトレーニング効果が得られるため、オーバーワークによる怪我のリスクを軽減できます。
- 活用方法:
- ウォーミングアップ後、トレッドミルでジョギングやペース走を行います。速度は最大12km/hまでですが、低酸素環境下ではそれ以上の負荷を感じられます。
- インターバルトレーニングとして、ペースを上げて短い時間走り、その後ペースを落として回復する、といったサイクルを繰り返すのも効果的です。
- ご自身の心拍数や体感強度をモニタリングしながら、無理のない範囲で取り組んでいきましょう。
- 低酸素環境では糖質の代謝が活発になるため、トレーニング前の軽い補給も重要です。
4. 身体のケアと栄養補給
過酷なトレーニングを行うトライアスロンでは、身体のケアと適切な栄養補給が非常に重要です。
- ウォームアップとクールダウン: 運動前後のウォームアップとクールダウンは、怪我の予防と疲労回復に不可欠です。ストレッチや軽い有酸素運動を丁寧に行いましょう。
- 筋力トレーニング: 各種目のパフォーマンス向上と怪我予防のために、全身の筋力トレーニングを取り入れましょう。特に体幹、下半身、肩周りの強化が有効です。
- リカバリー: 練習後のリカバリーもトレーニングの一環です。十分な睡眠、バランスの取れた食事、ストレッチ、マッサージなどを積極的に行い、疲労を翌日に持ち越さないようにしましょう。
- 栄養補給:
- 普段の食事: 炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルをバランス良く摂取しましょう。特に練習量が多い時期は、エネルギー不足にならないよう十分な炭水化物を摂ることが重要です。
- 練習中: 長時間の練習では、定期的な水分補給(電解質飲料を含む)とエネルギー補給(ジェル、エナジードリンク、固形食など)が必須です。1時間あたり60g~100gの糖質摂取が推奨されます。
- 練習後: 練習後は速やかに炭水化物とタンパク質を摂取し、グリコーゲンの回復と筋肉の修復を促しましょう。
5. 個別サポートの重要性
トライアスロンのトレーニングは、個人の体力、経験、目標、そしてライフスタイルによって大きく異なります。当スタジオでは、お客様一人ひとりの状況を丁寧にヒアリングし、以下の点に配慮したオーダーメイドのサポートをさせていただきます。
- 現状の把握: まずはトライアスロンのご経験、各競技の得意・不得意、普段の運動習慣などを詳しくお伺いします。
- 目標の明確化: 目指す大会、完走目標タイムなどを具体的に設定します。
- 期間に応じた計画: 大会までの期間を考慮し、フェーズに分けたトレーニングプランを作成します。
- メニューの調整: 各種目の練習メニューに加え、筋力トレーニングやリカバリー、必要に応じて低酸素室でのトレーニングを組み込み、バランスの取れたメニューをご提案します。
- フォーム指導: 各種目の効率的なフォームを習得できるよう、きめ細やかな指導を行います。
- 進捗確認と修正: 定期的にトレーニングの進捗状況を確認し、身体の変化や疲労度に合わせてメニューを柔軟に調整していきます。
- 怪我の予防と対処: 身体に違和感がある場合はすぐに相談していただき、適切なケアやトレーニング内容の変更で怪我のリスクを最小限に抑えます。
ご質問や不安な点がございましたら、いつでもお気軽にお声がけください。目標達成に向けて、一緒に楽しくトレーニングしていきましょう!
for ロードバイク
ロードバイクは全身運動でありながら、特に下半身の持久力と心肺機能が重要になります。
ロードバイクトレーニングの基本的な考え方
ロードバイクのトレーニングでは、以下の要素をバランス良く組み合わせることが重要です。
- 心肺機能の向上(有酸素能力): 長時間安定してペダルを回し続けるための基礎体力です。
- 筋力と筋持久力の向上: 特に下半身(大腿四頭筋、ハムストリングス、お尻の筋肉など)の筋力と、長時間ペダルを回し続けられる筋持久力が必要です。体幹の安定性も重要です。
- 効率的なペダリング技術: 無駄なく力を伝え、疲労を軽減するための技術です。
- 回復と栄養: トレーニング効果を最大化し、怪我のリスクを減らすために不可欠です。
トレーニングメニューの提案(例)
以下に一般的なトレーニングメニューの例を挙げますが、お客様一人ひとりの状況に合わせて調整していきます。
1. 基礎的な有酸素トレーニング(ロングライド)
- 目的: 心肺機能と脂肪燃焼能力の向上、長時間運動に耐える体力の養成。
- 内容: 快適なペースで会話ができる程度の強度で、1時間半~3時間程度のライドを行います。途中で軽い坂道を取り入れるのも効果的です。
- REFINEでは: 天候に左右されず、安全に心肺機能を高めるために、常圧低酸素室でのトレッドミルウォーキングや軽いランニングも有効です。ロードバイクに乗る動作とは異なりますが、心肺機能の基礎を築くのに役立ちます。速度12kmまで、傾斜なしの環境ですが、ウォーミングアップや軽い有酸素運動として取り入れましょう。
2. インターバルトレーニング
- 目的: 心肺機能の最大能力向上、乳酸閾値の引き上げ。
- 内容:
- ウォームアップ: 10~15分程度、軽いペダリングで体を温めます。
- 高強度パート: 全力に近い、またはややきついと感じる強度で2~5分間ペダリングします。(例:坂道を全力で登る、平地で速いペースを維持する)
- 回復パート: 軽いペダリングで高強度パートと同じくらいの時間、またはやや長めに休憩します。
- これを4~8セット繰り返します。
- クールダウン: 10分程度、軽いペダリングで体を落ち着かせます。
- 注意点: 強度が高いので、十分なウォームアップとクールダウンを心がけ、体調が悪い日は行わないようにしましょう。
3. 筋力・筋持久力トレーニング
- 目的: ペダリングに必要な筋力の向上と、長時間力を発揮し続ける能力の養成。
- 内容:
- 高トルク低ケイデンス(重いギアでゆっくり): 平坦な道や緩やかな上りで、重いギアを選び、ゆっくりとしたケイデンス(ペダルを回す速度)で力強くペダルを踏み込みます。この際、膝や関節に負担がかからないよう、無理のない範囲で行いましょう。
- 坂道トレーニング: 比較的長めの坂道を一定のペースで上り続けることで、登坂能力と筋持久力を鍛えます。
- 体幹トレーニング: プランク、サイドプランク、バードドッグなど、体幹を安定させるエクササイズは、ペダリングの効率を高め、腰への負担を軽減します。
- 下半身の自重トレーニング: スクワットやランジなど、ロードバイクの動きに直結する下半身の強化も重要です。膝や股関節に負担がかからないように、正しいフォームで行うことが大切です。
- REFINEでは:
- トレッドミルは傾斜がないため、負荷を上げる場合は速度を調整したり、ウォーキングから軽いランニングに切り替えることで心拍数を上げることを目指します。
- スタジオ内のフリーウェイトや自重での筋力トレーニングで、下半身全体の筋力と体幹を強化していきます。お客様の体の状態に合わせて、適切なエクササイズと負荷を設定します。
4. ペダリング技術の向上
- 目的: 効率的な力の伝達、疲労の軽減。
- 内容:
- 片足ペダリング: ローラー台などで行い、左右のペダリングバランスを確認し、引き足も意識してペダルを回す練習をします。
- 高ケイデンス(軽いギアで速く): 軽いギアで速いケイデンスを維持する練習をすることで、ペダリングの滑らかさとリズム感を養います。
- フォームの確認: 上半身の力を抜き、リラックスしてペダルを回すことを意識します。
トレーニング頻度と休息
- 一般的には週に2~4回程度のライドを推奨します。
- トレーニング効果を最大化し、怪我を防ぐためには、適切な休息が不可欠です。特に高強度トレーニングの後は、しっかりと休息日を設けましょう。
- 睡眠も重要なトレーニングの一部です。
常圧低酸素室の活用
REFINEの常圧低酸素室(トレッドミル)は、心肺機能の向上に非常に有効です。
- 目的: 身体が酸素の少ない環境に適応することで、平地でのパフォーマンス向上に繋げます。
- 活用方法:
- ウォーミングアップやクールダウン。
- 軽い有酸素運動としてのウォーキングやランニング(速度12kmまで、傾斜なし)。
- インターバルトレーニングの間のアクティブレストとしても活用できます。
- ロードバイクでのトレーニングの前後に、心肺機能に刺激を与える目的で短時間取り入れることもできます。
お客様への個別サポート
お客様の目標(例:ロングライド完走、ヒルクライムのタイム短縮、健康維持など)や現在の体力レベル、過去の運動経験、さらにはライフスタイルに合わせて、最適なトレーニングプランを作成します。
- 初回カウンセリング: 詳しくお話を伺い、目標設定を行います。
- フィジカルチェック: 可能な範囲で現在の体力レベルを把握します。
- トレーニングメニューの作成と実践: マンツーマンでエクササイズのフォーム指導や負荷調整を行います。
- 進捗確認とプランの見直し: 定期的に効果を評価し、必要に応じてプランを調整します。
- 食事とリカバリーのアドバイス: トレーニング効果を最大化するための栄養摂取や休息についてのアドバイスも行います。
安全第一で、お客様が長くロードバイクを楽しめるよう、全力でサポートさせていただきます。ご不明な点や不安なことがあれば、いつでもご相談ください。一緒に目標達成を目指しましょう!
for 高地トレッキング
高地トレッキングは、平地での運動とは異なる身体への負荷がかかるため、事前の準備が非常に重要になります。お客様の目標とする高地の標高やトレッキングの期間、そして現在の体力レベルに合わせて、個別性の高いトレーニングプランを組み立てていくことが大切です。
ここでは、高地トレッキングのためのトレーニングの主要なポイントをいくつかご紹介します。
1. 全身持久力の向上
高地では酸素が薄くなるため、効率的に酸素を取り込み、全身に運ぶ能力が不可欠です。平地での運動よりも心肺機能への負担が大きくなるため、事前に心肺機能を強化しておくことが重要です。
- 継続的な有酸素運動: ウォーキング、ジョギング、サイクリング、水泳など、長時間続けられる運動を定期的に行いましょう。
- 目安としては、20分〜60分程度の運動を週に3〜5回程度継続することを目指します。
- 会話ができるくらいの「ややきつい」と感じる程度の強度で、心拍数を意識して行います。
- インターバルトレーニング: ゆっくり歩く(またはジョギング)と、やや速く歩く(または走る)を交互に行うことで、心肺機能への負荷を高めることができます。
- 例: 3分ゆっくり歩き、3分きつめの速歩きを繰り返す。これを15分〜30分間行います。
- 低酸素室(トレッドミル)の活用: REFINEの常圧低酸素室(トレッドミル、速度12km/hまで傾斜不可)を活用することで、高地に似た環境下で心肺機能を鍛えることができます。
- 低酸素環境下では、体が酸素を取り込みにくい状態になるため、酸素運搬能力や筋肉での酸素消費能力の向上が期待できます。
- トレッドミルでのウォーキングやジョギングを低酸素環境で行うことで、より効率的に高地環境への適応力を高めることが可能です。最初はゆっくりとしたペースで、体調をよく確認しながら行いましょう。血中酸素濃度を測定しながら、無理のない範囲で負荷を調整していきます。
2. 筋力と筋持久力の強化
高地でのトレッキングは、平地以上に下半身の筋肉への負担が大きくなります。特に、起伏のある地形を長時間歩き続けるための筋力と筋持久力が必要です。
- 下半身の筋力トレーニング:
- スクワット: 足を肩幅に開いて立ち、椅子に座るように膝を曲げていきます。膝がつま先よりも前に出ないように注意し、お尻を突き出すようなイメージで行います。
- ランジ: 片足を大きく前に踏み出し、後ろ足の膝を地面に近づけるように体を下ろします。前足の膝はつま先よりも前に出ないように注意し、体をまっすぐ保ちます。左右交互に行います。
- カーフレイズ(つま先立ち運動): 壁などに手をついてバランスを取りながら、かかとを上げてつま先立ちになります。ゆっくりとかかとを下ろす動作を繰り返します。
- 体幹の強化:
- プランク: うつ伏せになり、肘とつま先で体を支え、頭からかかとまでが一直線になるように体を保ちます。お腹が落ちたり、お尻が上がりすぎたりしないように注意します。
- バードドッグ: 四つん這いになり、片腕と反対側の足を同時にゆっくりと上げ、体をまっすぐに保ちます。体が傾かないように、体幹を意識して行います。
- 荷物を背負ってのトレーニング(歩荷トレーニング): 実際にトレッキングで使用する程度の重さの荷物を背負い、平地や階段、坂道を歩く練習を取り入れると良いでしょう。最初は軽めの重量から始め、徐々に増やしていきます。心拍数が上がりすぎないように、ゆっくりとしたペースで行うことが大切です。
3. バランス能力の向上
不整地を歩く高地トレッキングでは、バランス能力も非常に重要です。
- 片足立ち: 片足を上げて数秒間バランスを保ちます。目を閉じて行うとさらに負荷が高まりますが、安全に注意して行いましょう。
- 不安定な場所でのウォーキング: クッションや座布団の上など、あえて不安定な場所を歩く練習も有効です。
4. 呼吸法の習得
高地では酸素が薄いため、効率的な呼吸法を身につけることが重要です。
- 腹式呼吸: 息を吸う時にお腹を膨らませ、吐く時にお腹をへこませる呼吸法です。深くゆっくりと行うことで、より多くの酸素を取り込むことができます。
- 吐くことを意識した呼吸: 登山中は、息を吸うことよりも、しっかりと吐き切ることを意識することで、効率的に新鮮な空気を吸い込むことができます。口をすぼめて、長く細く息を吐き出す練習をしましょう。
5. 高度順応への意識
高地トレーニングでは、急激な高度変化は高山病のリスクを高めます。
- 段階的な高度上昇: 実際の高地トレッキングでは、急激な高度上昇を避け、段階的に高度を上げていくように計画を立てましょう。
- 水分補給と鉄分: 高地では脱水症状になりやすいため、こまめな水分補給が重要です。また、酸素運搬能力を高めるために、鉄分を多く含む食品(赤身肉、ほうれん草など)を積極的に摂取することをお勧めします。
個別サポートの重要性
お客様一人ひとりの体力レベル、目標、そして現在の健康状態を詳しくお伺いし、最適なトレーニングプランをご提案させていただきます。特に持病をお持ちの方や体調に不安がある場合は、事前に医師にご相談いただくことを強くお勧めします。
高地トレッキングは素晴らしい経験ですが、安全を第一に、無理のないトレーニングを継続していきましょう。いつでもご相談ください。
for スイミング
スイミングは全身運動であり、心肺機能の向上、筋力アップ、柔軟性の向上など、多くの健康効果が期待できます。水中での運動は関節への負担が少ないため、幅広い年齢層の方におすすめです。
ここでは、一般的なスイミングトレーニングの要素と、それらをどのようにパーソナルトレーニングに取り入れていくかについてご説明します。
スイミングトレーニングの主要な要素
ウォームアップ(準備運動)
目的: 筋肉を温め、関節の可動域を広げ、怪我のリスクを減らします。
内容:
- 陸上での軽い有酸素運動: 5分程度のジョギングや足踏み、軽いジャンプなど。
- 動的ストレッチ: 肩回し、腕回し、体幹のひねりなど、水中で使う筋肉を中心にゆっくりと大きく動かします。
- 水中での軽いスイム: 50m~100mをゆっくりと泳ぎ、水の感覚を掴みます。
メインセット(本練習)
目的: 心肺機能の向上、筋力・筋持久力の向上、泳ぎの技術向上。
内容:
- 持久力向上:
- 一定のペースで長く泳ぐ練習(例:50m×8本、間に短い休憩)。
- インターバルスイム(例:100mを少し速いペースで泳ぎ、休憩を挟む)。
- スピード向上:
- 短い距離を全力で泳ぐ練習(例:25mダッシュ)。
- プルブイやキックボードを使って、特定の部位に集中した練習。
- 技術向上(ドリル):
- 片手スイム、フィンガーチップドリル、キックのみの練習など、効率的な泳ぎを身につけるための部分練習。
- 必要に応じて、動画撮影を行い、フォームの改善点を見つけます。
- 低酸素トレーニングの活用:
- REFINEの常圧低酸素室(トレッドミル)は、陸上トレーニングに特化していますが、スイミングトレーニングと組み合わせることで、心肺機能のさらなる向上を目指せます。例えば、スイムの前に低酸素環境下でウォーミングアップや軽い有酸素運動を行うことで、体が酸素を効率的に利用する能力を高める可能性があります。これについては、お客様の現在の体力レベルや目標を考慮し、個別に導入の可否を判断します。
クールダウン(整理運動)
目的: 運動によって使われた筋肉をリラックスさせ、疲労回復を促します。
内容:
- 水中での軽いスイム: 100m~200mをゆっくりと泳ぎ、心拍数を落ち着かせます。
- 静的ストレッチ: 泳ぎで使った筋肉(肩、背中、脚など)をゆっくりと伸ばします。1つのストレッチにつき20~30秒かけて行います。
パーソナルトレーニングでのアプローチ
お客様のスイミングトレーニングにおいて、私は以下の点を重視してサポートさせていただきます。
- 個別性:
- 目標設定: どのような泳ぎを目指しているのか(例:健康維持、大会出場、特定の泳法の習得など)を詳しくお伺いし、具体的な目標を設定します。
- 現状把握: 現在の泳力、泳ぎの癖、体力レベル、過去の運動経験などを細かくヒアリングし、必要であれば実際に泳ぎを拝見して分析します。
- 身体の状態: 肩や腰などの既往歴や現在の状態も考慮し、安全に配慮したプログラムを作成します。
- 安全第一:
- 無理のない範囲で、徐々に負荷を上げていきます。
- 常に正しいフォームで行えているかを確認し、必要に応じて修正します。
- 少しでも違和感があれば、すぐに内容を調整します。
- 効率的な技術習得:
- お客様の泳ぎの課題(例:キックが弱い、プルができていない、呼吸が安定しないなど)を明確にし、それに対応するドリルや練習方法をご提案します。
- 「〇〇を意識して、腕を前からゆっくりと伸ばし、水をしっかり掴むように引いていきましょう」といった具体的な動きの指示を心がけます。
- 水中での感覚を言葉で伝え、理解を深めていただきます。
- 心肺機能と筋力のバランス:
- 単に長く泳ぐだけでなく、適切なペース配分や休憩を取り入れ、心肺機能と筋持久力の両方をバランス良く向上させるメニューを作成します。
- 必要であれば、陸上での補強運動(体幹トレーニング、肩回りの筋力トレーニングなど)もご提案し、スイミングパフォーマンスの向上につなげます。
- 低酸素トレーニングの導入:
- お客様の目標が心肺機能の限界を引き上げることであれば、REFINEの常圧低酸素室を有効活用できます。例えば、低酸素環境下でのウォーミングアップや、軽い有酸素運動をスイムトレーニングの前に行うことで、より効率的な心肺機能の強化を目指すことが可能です。ただし、これはお客様の健康状態や目標に応じて慎重に検討し、導入の際は事前に詳しい説明を行います。
スイミングトレーニングは継続が重要です。お客様が楽しく、そして長期的に効果を実感できるよう、全力でサポートさせていただきます。まずは、お客様の現在の状況と目標について詳しくお聞かせください。そこから、最適なトレーニングプランを一緒に作り上げていきましょう。